カードの解釈 |
旅をしている青年の姿が描かれています。 彼は目の前の崖にも気付かず楽しげに歩いています。 不安や恐れという概念は感じていないようです。 彼の背後では太陽が天高く昇ろうとし、 これから始まることに対して世界は希望に満ち溢れているようです。 後ろに見えるのは雪山のようですが、青年は厳しい寒さももろともしていないようです。 また、彼は服の袖が破れてしまっていることは全く気にしていません。 彼はこの世界に踏み出したばかりであり、常識や通常の感性にはとらわれないのです。 白い犬は彼を守るパートナーです。白犬は青年に危険を知らせようとしているようですが、 彼は気付いていないようです。 私たちが無謀なことをしようとするときに、 身近な人の忠告に耳を傾けられなくなってしまいがちなことを表しているのかもしれません。 このカードは0という番号がふられており、始まりでもなければ終わりでもありません。 愚者の羽飾りはお祭りの時に人々がつけるものだったり、 精霊たちの飾りであったりします。 愚者は非日常的存在で、精霊に近い状態にあると言えるかもしれません。 |
カードの意味 |
このカード生まれたばかりのような純粋さや始まりを表しています。 |
正位置のキーワード |
可能性・未知・無邪気・無垢・楽観的・自由・非日常 |
逆位置のキーワード |
無謀・無鉄砲・向こう見ず・無計画・周囲の状況が把握できていない |